和釘

【談話室ゆづきから転載】

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#3089 和釘名人・白鷹幸伯氏  今城
和釘の名鍛冶白鷹幸伯氏の講演要旨が、今日(2004.12.25)の愛媛新聞文化欄に載っています。薬師寺錦帯橋室生寺松山城大洲城、などの修理に用いる和釘を作った方で、湯築城跡復元に際しても、お世話になったと聞いています。
和釘は建築物の解体修理するときに抜き、曲りを直して再び使えるのだそうです。千年後の解体修理までに朽ちてはならず、そのためには純度の高い鉄が必要とのこと。昔は砂鉄を使ったのでしょう。湯築城跡の発掘調査でも和釘が出土し、展示されています。400年も土中に埋まっていても腐らないのですから、驚きです。